nyoちゃんねる

FP3級合格。3人の子持ち。 静岡県静岡市清水区の様子・育児・料理・仮想通貨・STEPN・為替・株・ポイ活・すみっコぐらし あたりを書いていきます。

富士登山に行ってきました(須走口)

富士登山に行ってきました。

 

準備編(持ち物)


今回持っていた持ち物です。登山のプロではないのであくまで参考までに…

 

 ■入れ物

  ・ザック

  ・ウェストポーチ(財布やスマホなどすぐに取り出すものを入れておく)

 ■服装(途中で濡れても良いように予備を1セット持っていきました)

  ・長袖のポロシャツ(汗をよく吸うもの)

  ・長ズボン(私はユニクロで買った普通のチノパンでした)

  ・厚手の靴下(ランニング用のを持っていきました)

  ・ウィンドブレーカー(夏でも山頂は寒いです)

  ・フリースのシャツ(防寒用。今回は使わなかった)

  ・帽子(必須。無いと頭皮が日焼けで火傷します)

  ・登山靴(安いので良いので。底が固い靴じゃないと結構大変)

  ・登山用スパッツ(足カバーみたいなやつ。靴に砂が入らなくなる。あると無いでは快適さがまったく違う)

  ・滑り止め付きの軍手(ふつうの軍手だと杖が滑る)

 ■雨具

  ・レインコート

 ■小物

  ・帽子

  ・杖(年期もの笑。でも登山用ストックの方が登りやすいです)

  ・日焼け止め

  ・リップクリーム

  ・ゴミ袋2枚

  ・帽子クリップ(帽子が風で飛ばないように)

  ・サングラス(日差しは強い)

  ・ヘッドランプ(予備電池も)

  ・タオル

  ・筆記具

  ・スマホのバッテリー

 ■医療品

  ・絆創膏

  ・整腸剤(ビオフェルミン)

  ・頭痛薬(バファリン)

  ・ウェットティッシュ

  ・ティッシュ

 ■食料品

  ・おにぎり2個、総菜パン6個

  ・塩飴1袋(行動食)

  ・ようかん1袋(行動食)

  ・烏龍茶500ml1本(常温。涼しいから冷やさなくてもOK)

  ・ポカリスウェット500ml2本(常温。涼しいから冷やさなくてもOK)

 ■お金

  ・100円玉20枚(トイレ用。小銭入れに入れる)

  ・現金2万円(シャトルバス片道1190円、タクシーだと片道4000円くらい)

 

準備編(天気を調べる)


 

こちらのサイトを見て、登山指数が「A」になっていることを確認します。

富士山山頂の天気 - てんきとくらす [天気と生活情報]

 

須走口について


 静岡県御殿場市に登山口があります。東名高速御殿場ICから国道経由で駐車場まで行くことができます。いつも行く富士宮口と比較してアクセスが良いと思いました。

登山道と下山道は大部分が分かれていて、登山道は9合目までは富士宮口より岩が少なく楽な印象でした。下山道はひたすら砂道です。山小屋も多くて良い印象です。

ルート情報についてこちらのサイトがわかりやすいです。

コースと施設|須走ルート|富士登山オフィシャルサイト

 

須走口を登ってきました(登山編)


 人生初の須走口、行ってきました!

 

 

 

2019年8月9日(金)

登山指数を確認。オールA!文句ありません。

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21:25 自宅を出発

23:00 「道の駅すばしり」奥の須走多目的広場臨時駐車場に駐車。タクシーで須走口5合目まで移動開始

23:30 須走口5合目到着。15分ほど体を慣らして登山開始(本当は1時間ぐらい居たかったんですけどね)。塩飴や羊羹を口に含みながら歩きます。

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日付変わって2019/8/10(土)

1:08 新6合目到着。なんと1時間半もかかってしまいました。普通は1時間だそうなのでペースが遅いかも?パンを1個食べました。

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2:03 本6合目到着。海抜2700メートルです。天気が良くて風も無くて登りやすかったです。星も少し出ていました。パンを1個食べました。

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3:23 7合目につきました。標高は3090メートル。この時は空もすっかり晴れて、満天の星空と御殿場市街の夜景が見えてすごくきれいでした。パンを1個食べました。

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4:12 本7合目までもうちょい。空が明るくなってきました。ポテチの袋がパンパンになってきました笑

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4:24 本7合目に到着。高度は3200メートルです。ここで夜明けを待つことになりました。おにぎりを2個食べました。山小屋の売店が空いて、温かいコーヒーの販売などが始まりました!

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4:39 日の出までもう少しです。眼下に山中湖が見えてきました。雲に覆われていてなんとも幻想的でした。

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4:58 日の出(ご来光)です。凄くきれいです。

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ここで装備チェンジです。ヘッドライトをしまって帽子をかぶります。そして日焼け止めを塗ります。日焼け止めは顔、あごの下、首、あと耳にも塗ります。耳が帽子から出てしまうので、塗っておかないと耳の皮が日焼けでひどいことになりますよ!

そして明るくなって登山道や山肌がよく見えるようになりました。

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富士山は遠くから見ると「青い山」ですが、実際は赤茶色をしています。

5:31 8合目につきました。凄く天気が良くて景色が最高です。雲海がきれいです。おにぎり1個食べました。

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6:08 本8合目につきました。標高3400メートルです。ここで山梨側の登山口である吉田口と合流します。宿泊施設が充実していました。宿が3つもあるとはっ!!

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6:39 8合5勺につきました。標高3450メートルです。
8合目からすぐにつきます!パンを1個食べました。ここで注意!この先は山頂まで山小屋がありません。なのでトイレは必ず済ませておきましょう。

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6:57 8合5勺から9合目に向かう途中です。雪らしきものを見つけたので他の登山客にお聞きしたところ万年雪とのこと。素敵です。

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なおお話を伺った登山客はお子さん2人を連れたお父さんでした。お子さんは小学校2年生・3年生の娘さん息子さん。なんでも幼稚園から登山させているそうです。私の初登頂は小学校1年生の時でしたので、すごいなぁ。。。

なお我が息子は小4で山頂まであと100mってところで高山病にかかってしまい無念のリタイアでした。

 

7:13 9合目に到着。標高は3600メートル。山小屋がつぶれていてその横に小さな神社があります。休憩のベンチもないですしトイレもございませんっ(知らなかった)

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7:34 9合目から山頂の間。急に厳しい傾斜と大きな岩だらけになります。富士山らしくなってきました!ただ富士宮口は下の方も時々こんな感じなので、須走口はある意味楽だなぁと思いました。とはいえ疲れた体にこの段差を登るのは結構こたえます。

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7:49 須走口のゴール地点に到着しました!狛犬がお出迎えしてくれます。運悪く雲が出てきてしまい、景色はお預けでした。

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山頂についたのでまずは杖印をもらいました。富士宮口の印は実は「6個」もらっていたのですが、須走口の印は初めてだったのでうれしかったです。これ、乾くのに30分かかるので、しばらくの間は印のところを触ってはいけません。注意です。

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8:12 富士山の火口です。本当は富士山最高峰の剣が峰を目指そうと思ったのですが、歩いている途中にめまいに襲われたのでやめることにしました。おそらく酸素不足から来ているものと思います。こういう時に無理すると後が大変です。

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ちなみに一緒に行ったメンバーの1人は、お鉢巡りと言って山頂の火口をぐるっと1周回ってきていました。剣が峰にも登ったそうで写真もらいました。山頂はこんな感じです。

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8:35 山頂で飲むビールは格別です!気圧差に負けて袋が破裂してしまったポテチを食べながら飲みます!ついでに山頂で焼き印ももらいました。年期の入りまくった金剛杖に店員さんも驚いておりました。景色も見えるようになってきて最高です!

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須走口を登ってきました(下山編)


さて、山頂でゆっくりしたところで下山開始です。

 

 

 9:36 下山開始です。下山口は登山口から反対側にあります。

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10:08 下山途中。下山道はこんな感じでひたすら砂道です。なので、登山用スパッツがないと靴の中にガンガン砂が入ってしまいます。物資を運ぶブルドーザーと出会いました。でかいブルドーザーが結構来ます。

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10:09 本8合目。またブルドーザーが来ました。山小屋に物資を運んできたみたいで、目の前で荷物の卸し作業が始まりました。一緒に行ったメンバーが飲み物を買いに行ったのですが、忙しいからと断られていました。スタッフ総出でやってたので確かに忙しそうでした。

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11:10 7合目を過ぎました。下山道はひたすら砂地が続きます。ず~~~っと同じ光景でず~~と同じ動作(ひたすら砂道を降りる)なので、途中で飽きてきてしまいました。。。正直ここが一番つらかったです

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11:44 長い長い砂地が終わりました。そこには原生林が待ち構えてました。

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が、この原生林すぐに終わってしまい、また砂地が・・・。もう飽きた~・・・。

 

12:07 砂払い5合目に到着。なが~~い砂地がようやく終わり、見たいです。長かった。。。。淹れたてのホットコーヒーをいただいて一服しました。

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ここでも焼き印が押せたのでやってもらいました。「須走口全制覇」と書かれています。いいですねこれ!もう焼き印を押すスペースがなくって、杖の下の方のすき間に入れてもらいました。

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12:36 須走口5合目を目指して下山。ここからは原生林の中をひたすら降りていきます。原生林があるのは須走口の特徴だと思います。

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13:14 須走口5合目まで戻ってきました!茶店のかたに「きのこ茶」をふるまっていただきました。塩分ときのこの出汁が効いていておいしかったです。せっかくなのでソフトクリームを注文。「こけももソフト」をいただきました。こけももとは富士山の山肌に自生している白い花をつける植物のことだそうです。甘酸っぱくておいしかったです。

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一緒に行っているメンバーの下山を待つ間、こちらのお店でお土産を買いました。こけももワインも買っちゃいました!

富士山須走口新五合目・東富士山荘 (@higashifujisan) | Twitter

 

こちらのお店、キャッシュレスの導入具合がすごかったです。クレジットカードはもちろんQRコード決済も可能です。今回はPayPayで支払いました。便利な世の中になったものです。ぜひ山小屋のトイレ代もキャッシュレス化してほしいものです。100円玉がなくてトイレをあきらめたメンバーが結構いたので。。。

 

17:00頃 自宅に戻ってきました!
家でお風呂入って焼肉食べてビール飲んで、すぐに爆睡でした。。。

 

 

おまけ(金剛杖)


私が持っている金剛杖について

 

富士登山に行くといたるところで金剛杖という棒を売っています。記念にもなるし登山にも便利だしなので、初めての人は購入をお勧めします。

んで、私の持っているこちらですが。。。

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小学校1年生の時に初登頂した時から使い続けています。昭和59年8月2日と刻印があります。あれから計6度ほど富士宮口を登っていて、毎回登頂印のみもらってました。平成28年に息子を連れて登った時は、記念にということで富士宮口の各小屋の焼き印を押して登りました。なのでこの杖には新旧の焼き印があるのです。

 

富士宮口6合目の焼き印。左が旧、右が新です。富士宮口の6合目は、昔は新6合目と6合目があったのですが、今は新6合目のみになってしまいました。6合目には小屋がないので焼き印ももう手に入りません。

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今回、登山の服装は上はポロシャツ、下はチノパンと素人丸出しだったのですが、金剛杖だけはこの年季なので、山小屋の店員さんには色々と驚かれました笑

 

■富士登山に便利なサイト

登山指数: 富士山山頂の天気 - てんきとくらす [天気と生活情報]

富士登山オフィシャルサイト: 富士登山オフィシャルサイト