子どもが3人いると、毎日にぎやかです。我が家は息子1人、娘2人、妻、私で1世帯5人住まいであり、女性:男性=3:2の女性社会となっております。おかげで息子は家じゅうを走り回ることなく、おとなしく生活しています。ですが、しつけがきちんとできていなければ、何をしでかすか分かったものではありませんし、将来も心配です。
子どもに対するしつけは重要なテーマと考え、我が家では夫婦で子どもに対する役割を分けています。
夫婦で子どもに対する役割を決める
父親が育児もできるようになると、子どものことが気になりだして、思わず口をだしてしまいますよね。(手を出すのはダメですよ)
そうなると、子どもに対して、夫婦2人で叱る場面も出てきてしまいます。これ、子どもの立場からすると気持ちの逃げ道がない状態と思っています。
なので、我が家での役割はこうしています。
・普段の細かいしつけ(小言含む)は妻が担当
・絶対にやってはいけない行動は父親が担当
こうすることで、夫婦で子どもを追い込まない、という形にしています。
お父さんに叱っていただきますからね
この役割にしてから1つ利点が生まれました。子どもがどうしてもいう事を聞かない時、ありますよね。いくら注意しても注意してもいう事を聞かなくて、宿題はやらないし部屋の片付けもしないしゲームばっかりやって(親も人のこと言えない)、キーーーー!ってなりませんか。
そんな時に究極の一言
「お父さんに叱っていただきますからね」が威力を発揮します。
これ、子どもからすると、普段は母親に叱られても何も言わない(優しく接してくれることもある)父親に叱られることはとてもショックを受けるようで、しっかりいう事を聞いてくれるようになります。
子どもが話を聞く叱り方
叱るときは親も興奮している状態だと思いますので、つい「高い声で」「早口」になりがちです。
が、これだと子どもの耳に入りません。右から左、状態です。
コツは「低い声で」「ゆっくり」です。ビジネスの世界でも、重要なことは「ゆっくり」話しますよね?子どもにだって一緒です。
お父さんに叱っていただきますからね!の後に出番がやってきたら、息をすーーーっと吸ってふかーーく吐きます。次に子どもを座らせます。自分も座ります。こうしている間に気持ちを落ち着けましょう。
その後、間を取ってから話し始めます。叱り方としては、「それはやってはいけないことであること」「なぜそれをやってはいけないのか」「どうすればいいのか」の3点を必ず話すようにしています。親が一方的に話すだけではなくて、一緒に考えるのもいいですね。
我が家は子どもが3人いますので、上の子に対しては「なぜそれをやってはいけないと思う?」のように聞いて子どものに考えさせて納得感を与える、下の子どもには「自分がそうされたらどう思う?」のように自分に置き換えて考えさせる、といったやり方を取っています。
これもビジネスの世界にて部下の育成に使うやり方と通じるところがありますね。
まとめ
父親が叱っているときに、母親が「それみたことか」と乗っかって一緒に叱らないよう、我が家では黙って見守ってもらうようにしています。
叱る場面は子どもの成長につながる貴重な場面です。有効に活用していきたいですね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。