私が初めて料理をしたのは、小学校2年生の時だったと思います。当時「のんきくん」というマンガを愛読していたのですが、その中で主人公で小学生の のんきくん は、なんと1人でカレーライスを作っていたのです。ギャグマンガですのでオチがあってうまくはいかなかったのですが、それを読んで「小学生でも料理ってできるんだ」と思い、さっそくカレーライスにチャレンジしました。
・・・たぶん、うまくいかなかったと思います。
それから本格的に料理を始めたきっかけは、大学で一人暮らしを始めるにあたり、高校三年生の時、母から料理を教わったのがきっかけでした。お陰で男子大学生の一人暮らしにありがちな、三食コンビニ&ファストフード、ではなくて、普通にご飯とお味噌汁とおかず、という食生活を送りました。
就職後は残業が多かった時期もあり、お弁当に頼っていた時もありましたが、可能な限り自炊していました。そんな中で、最低限気にしておきたいことをまとめます。
火加減は弱火~中火
まず料理で注意するのは「火加減」がわかることだと思います。材料やレシピはレシピサイトを見ればわかります。分量も書いてありますし手順も書いてありますから、「忠実に従えば」だれでもできます。
が、火加減は案外難しいものです。私も料理をはじめたての頃は
「面倒だから強火で」
って考えて、コンロに火をつけたら火力を最大にしていました。
そうするとどうなるかというと・・・
「表面はこげて中は生」という最悪の状態の料理が完成いたします。これ、この状態からリカバリーするのは至難の技、というかほぼ不可能です。。。
最近のコンロは火をつけると、初期状態は中火です。「何で毎回中火なんだよ!強火になってれば毎回強火にしなくて済むのに」ってのは間違ってますのでご注意ください。
じっくり焼くとうまい
ステーキ肉なんぞを買ってくると「強火でしっかり焼きたい!」って思いますよね。某イキナリなんとかさんの看板見てると、強火!!が強調されていますし当然でしょう。
ですが、肉はじっくり焼いた方がうまいです。弱火でじっくり焼くことで、肉が固くなるのを防ぎ、余分な脂も出すことができるんですよ。
本当?って疑うようでしたら、ぜひ『豚肉 弱火』で検索してみてください。
塩を振るタイミングをまちがえない
肉も魚も、下味として塩を事前にふっておく、というのは何となくご存知かなと思います。ですが、肉と魚では塩をふっておくタイミングが違います。
・魚・・・焼く10~20分前ぐらいに塩をふる
・肉・・・焼く直前(もしくは表面に焼き色がついた後)に塩をふる
魚に塩を振っておいておくのは下味をつける以外にも「臭みをとるため」という目的があるためです。通常の食肉で使用する豚・鶏・牛肉には塩を振ってまでとる臭みはありません。
肉で塩をふって放っておいてしまうと、浸透圧(理科で習ったと思います)の関係で肉の中の水分が出てしまい、パッサパサの固~~~い肉になります。
まとめ
なんだか途中から「肉の焼き方」に偏ってしまいましたが、料理をおいしく作れるようには「火加減」をまずは気にするようにしましょう!少なくとも「焦がしちゃった」という失敗は激減します。
ここまでお読みいただきありがとうございました。