nyoちゃんねる

FP3級合格。3人の子持ち。 静岡県静岡市清水区の様子・育児・料理・仮想通貨・STEPN・為替・株・ポイ活・すみっコぐらし あたりを書いていきます。

コミュニケーションギャップを考える

コミュニケーションギャップ。

会社員生活に限らず、生きていると直面する問題だと思います。人の価値観って本当にバラバラなんですよね。

 

わかるわかる!


講演で聞いたお話なのですが、こんな例がありました。

あなたは部下を抱えています。ここに使わなくなった段ボールがありました。段ボール置き場は、事務室を出て離れたところにあります。ちょっと歩かなければならないし、わざわざドアの鍵を開けて段ボールを入れてまた鍵をしなければなりません。

あなたは部下に言いました。

「そこの段ボールを片づけてきてくれないか」

そして部下から帰ってきた言葉はこれです。

 

ダルッ!!!

 

・・・ さて、どうしますか?

 


それが上司に対するものの言い方か!!!(激怒)

 

まぁ、普通の反応ですかね?

ところがこういう反応の方もいます。

 

だるいよね~、わかるわかる(にっこり)

 

さて、どちらでしたでしょうか?

 

 

考え方の価値観がそもそも違う


講演の方のお話では、ひと昔前の方は激怒して、最近の方はわかる~って共感するのだそうです。私としてはちょうど中間ぐらいかな?という感じです。「気持ちはわかるけどそういう言い方はないんじゃない?」っていう感想でした。

何が言いたいかというと、同じ言い方をされても世代によって、つまり人によって取られ方って全然違うんです、ということです。逆に言うと「自分の常識は他人に非常識」ということですね。

 

生活をしていると、職場でも地域社会でも、本当にいろんな世代の人、いろんな境遇の方とお話しすることになります。その時に、自分では常識と思っていることが、相手にとっては非常識、ということが往々にしてある、ということだそうです。

 

価値観を理解しあう


互いの価値観を理解しあうことで、この手の問題はある程度はなんとかなるかと思っています。人はなぜコミュニケーションをとるのか?という問いに出会ったことがあります。それは、互いの価値観が同じならコミュニケーションをとらなくても共同できるが、価値観が違うのだから互いの主張が発生しコミュニケーションが必要になるのだ、という内容でした。これにはハッとされられました。

確かに、お互い直接話をしないと、価値観なんて理解しあえませんからね。いろんなところで「あの人はきっとこうだからさ~」といった愚痴が聞かれますが、直接会話をしてみると案外あっさり解決してしまうこともありますしね。

 

 

自分の子どももわからない


会社生活を例にしましたが、同じことは自分の子どもに対してだって言えると思っています。子育てをしていると、徐々に子どもに自我が芽生え始めて、いわゆる”いやいや期”や”反抗期”が出てきます。

我が家もそうでした。息子がある日から急に「一緒におでかけしたくない」と言い出し、どんなに誘ってもダメでした。「いいから一緒に来なさい!!」って怒られても変わらずです。

そんな時、「子どもも一人の人間として、独自の価値観を持っている」ことに気づき、2人きりの時に、そっと理由を聞いたのです。すると、

「一緒におでかけしても自分が見に行きたいところに行かせてくれない」

ことが不満に思っていることがわかったのです。親としては、子どもと一緒におでかけすることが楽しかったのですが、息子は、『お出かけして楽しいことをしたい』、がお出かけの目的だったのです。話をしてみて気づかされたことでした。

 

 

まとめ


価値観を理解しあう事って、会社生活に限らず、日常生活、育児においても本当に大事だなと思いました。昨今はSNSなどでテキストによるコミュニケーションが増えてますが、テキストコミュニケーションだけで価値観を理解しあわなければならない時代になり、本当に大変だと思います。

でも、テキストの奥から「相手はどんな価値観を持っている人なのだろう」と思いを巡らし対応することもできると思います。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。